予防接種・乳幼児健診

当院の予防接種について

2ヶ月~1歳くらいまでの予防接種について
接種部位は『太もも』をおススメしています(BCG以外)。

理由は2つあります。

  • 現在はワクチンの種類が増え、同時接種で進めていくことがほとんどです。赤ちゃんの腕はまだ細く小さいため、同じ腕に2種類のワクチンを打つ場合、接種部位の間隔をとるのがなかなか大変です(間隔は決まっています)。
  • もともと予防接種の世界基準は太ももの同時接種です。
    日本は皮下接種ですが、やはり太ももは安全にできるし腕よりも腫れにくく痛みも少なめといわれています。個人差はあるものの、実際今までの経験から腕より太ももに打った子の方が泣き方が軽い印象があります。
    日本小児科学会も太もも(大腿前外側)を正式な接種部位として推奨しています。

そのため、順番が来るまでにズボンは脱がしていただいて、ロンパースなどの股のボタンやスナップを外しておいてくださいね。
また、腕への接種ももちろん可能なので、ご希望の方はお申し出ください。

予防接種・乳児健診・ワクチンデビュー外来予約について

☆予防接種☆

平日9:30~11:30、15:30〜18:00
土曜日9:30~12:30
日曜日14:30~16:30
の予約が可能です。
WEB受付:接種希望日の70日前~当日まで。

☆乳児健診・BCG☆

① 乳児健診、② 乳児健診+予防接種、③ BCG、④ 乳児健診+BCGの方のお時間です。
平日14:30〜15:30の予約が可能です。
WEB受付:接種希望日の70日前~当日まで。

☆ワクチンデビュー外来☆

初めて予防接種をスタートするお子さま専用の外来です。
(月)(水)(木)(金)の、14:30または15:00をお選びください。
ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、ロタワクチンの準備をしてお待ちしています。
WEB受付:受診希望日の当日まで。

(祝)はお休みです。
キャンセルは当日朝までにお電話ください。
お急ぎの方はお電話にてお問い合わせください。
その他、ご質問があればお電話ください。

学童期・思春期に受けておきたいワクチンについて

DT(2種混合)ワクチン

11-12歳 定期接種

赤ちゃんの時に受けたDPT(3種)またはDPT-IPV(4種)の1期定期接種に続き、2期定期接種とされているジフテリア・破傷風の混合ワクチンです。
(近年、年長児や成人の百日咳が問題となっており日本小児科学会ではDTの代わりにDPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)を勧められていますが現在のところDPTにした場合は任意接種になります。)

HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン

小学6年生~高校1年生の女子 定期接種

このワクチンにより約70%(20歳台では90%)の子宮頸がんが予防できるといわれています。HPVは咽頭がん・喉頭がん・尖圭コンジローマ等の原因にもなり、最近男子にも適応となりましたが現在のところ男子は任意接種です。

B型肝炎ワクチン

任意接種

B型肝炎はウイルスを含む血液や体液との接触で感染します。免疫がない人が感染すると一部は劇症肝炎や慢性肝炎の状態になることがあります。2016年10月から0歳児を対象に定期接種になりましたが、定期接種導入以前の子どもたちは任意接種になります。将来の就職時や海外留学時には接種歴が条件になる場合があります。

髄膜炎菌ワクチン

任意接種

髄膜炎菌感染症は日本ではまれですが、致死率の高い危険な疾患です。日本では4価結合型(A,C,Y,W-135)が接種できます。アフリカなど流行地域へ行かれる人のほか、人が密集するところで感染が広がるため寮などで集団生活をするお子さんたちもリスクが高くなるため接種した方が安心です。

接種のタイミングを逃さないように母子手帳を確認してみてくださいね。
打ち忘れていた予防接種がありましたらご相談ください。

診療案内